○ 有資格者による安心の交通事故治療

交通事故治療とは、一般的に交通事故が原因の痛み(むち打ち症、腰痛、手足の障害、痛み、だるさ、不快感等)の治療のことを指し、主に自賠責保険による治療のことをいいます。
当院では、交通事故が原因の様々な症状でお悩みの方、また、治療を受けているが、思ったように治らなくて困っている等の方々のご相談に応じております。
ムチウチ損傷(いわゆる交通事故における損傷の代表格)
交通事故(追突事故など)で関節(とくに首・腰が多い)が過屈曲・過伸展するいわゆる’ムチ’のような運動機序で損傷する(両捻挫)
一般的に多方向に外力が働き損傷部位が広範囲に、炎症部位も広範囲になる。軽い事故の場合など、損傷直後はバランスがとれていて、疼痛なども軽度の場合が多く、炎症が広がるにつれ、2~3日経ってから自覚症状が出現する場合も多い。炎症期*が長いのも特徴のひとつである。
初期処置が最も大切になる、この時期に適切な固定等が出来るか否かで、治癒過程・予後を左右する。
ムチウチの型
①頚椎捻挫型
②根症状(神経根圧迫)型
③Barre-Lieou型
④低脊髄圧症候群型
などがあり、ムチウチ損傷の約80%は①の捻挫型である。
*一般に、軟部組織の損傷と修復過程は、炎症期(受傷期含む)、増殖期(治癒開始期含む)、改変期(治癒修復期含む)の3つに分けられる。
ムチウチの症状と治療法
ここでは捻挫型のムチウチ損傷いわゆる『両側捻挫』について
(場合によっては、心理的・社会的要因が加わり病像は複雑になることも・・・早期治療が必要)
症状:首・腰の痛み、頭痛、肩こり、めまい、耳痛、聴力低下、手足のしびれ、眼痛、視力低下、吐き気、倦怠感、動悸ほか
初期治療として:アイシング・固定を中心に炎症を抑えつつ、血流の改善を促す治療をおこないます。毎日の施術&固定が基本です。
運動制限・疼痛がある程度緩和されてくれば、ストレッチ等の運動療法も取り入れ、早期治癒に導いていきます。
後療法(治療法)としては
- RICE処置
- 頚椎カラー・腰部簡易コルセット・包帯法等による固定施術
- 低周波治療器・微弱電流治療器・超音波治療器等による物理療法
- 手技によるリンパ・血流の改善促進(柔整マッサージ・整体カイロ等)
- 運動療法による可動域の改善
- テーピング(キネシオテープ含む)による施術・冷湿布等
柔道整復術の3本柱(手技・物理・運動)療法を駆使して治療にあたる
完全に良くなるまでに、おおよそ3ヶ月が平均的です
超音波観察等によりムチウチ損傷特有の症状の消失により治癒を確認いたします