○ 治療内容

柔道整復術の施術
(運動器に加わる急性・亜急性の原因によって発生する各種の損傷に対する施術)
(この損傷とは、外力または自家筋力による機械的損傷をいう)
柔道整復術は筋腱骨格の皮下損傷に対し、その原因、現症などを観察、その症状を的確に把握し評価したうえで、損傷患部に適応した処置を施し、さらに生体の自然治癒力を促して損傷組織の修復力を高め、経過を再評価・再処方して、早期に社会復帰させることを目的とする。
接骨・整復・固定・初期処置を患部に施し、手技療法・物理療法・運動療法を後療法の手段とし、患部を治癒へと導く施術である。
拝島堂整骨院では健康保険・交通事故・労災・生保・スポーツ障害。
骨折・脱臼の応急処置(ほねつぎ)と医師の同意(口頭可)の上で後療法。
捻挫・挫傷・打撲・急性・亜急性の外力(直達・介達)における(皮膚が切れてない)損傷を施術します。
捻挫とは?
『当該関節を構成する軟部組織の損傷』
関節を動かす(捻る)事により痛みを覚えるようであれば、ほぼ捻挫です。
いわゆる 関節周囲の軟部組織損傷 である
初期処置をして接骨院・整骨院を受診しましょう。
特に靭帯損傷があれば、腫れ・熱感がある。
そんな時には、まず初期処置RICE処置を行います。
Rest(安静):患部を、なるべく動かさない
Icing(冷却):氷などで10~20分冷やす
Compression(圧迫):内出血・腫れを抑える
Elevation(挙上):患部を、心臓より高く
(筋)挫傷とは?
「うちみ」ではない筋肉の痛みを伴う損傷いわゆる『肉ばなれ』は筋挫傷です。
打撲とは?
いわゆる「うちみ」で、[関節・筋肉]を問わずどこを打って(ぶつけて)けがをしてもいわゆる「うちみ」は打撲です。
たかが『打撲』されど『打撲』、きちんと診てもらいましょう
その他の痛み
慢性疾患(内科的な原因による疾患)を除き原因のある痛み(首痛・腰痛・肩痛・関節痛・筋肉痛ほか)は、[捻挫・挫傷・打撲]がほとんどです。
いわゆる『肩こり』は、単なる血行不良によるもので、当院では保険施術対象外となります。
「痛み・違和感」等の自覚症状がある場合は相談してください。
徒手検査・超音波観察等により、運動痛・圧痛・捻挫性の炎症の有無等を評価し、捻挫なのか単なる肩こりなのかを評価します。
痛みの場所・炎症・損傷の程度を、より把握する為に超音波観察(エコーによる観察)をします。
痛みがあれば、なんでもご相談ください。
超音波による観察
超音波画像による評価(筋・腱・靭帯)
受傷期:挫滅像(断裂像等)
↓
炎症期:低輝度域の拡大
↓
増殖期:高輝度域拡大(低輝度→高輝度)(硬化)
<瘢痕形成期>
↓
改変期(修復期):高輝度域→線維化像
<瘢痕吸収期~治癒期>
↓
治癒:正常 線維像
後療法の補足メニュー
- <定電流型刺激治療器>
- 活性刺激により、損傷周辺の細胞組織の改善
- 鎮静刺激により、局部麻酔効果・水腫改善
- 微弱電流により、治癒促進
- <超音波治療器>
- 深部マッサージ、細胞レベルでの活性化
- 浅部マッサージ、とくに靭帯、腱
- LIPUS による骨癒合促進治療、腱・靭帯の治癒促進
- <キネシオテープ>
- 運動している人のための補助施術である
- 筋肉・腱の保護
- 代謝促進による治癒力向上
- 鎮痛効果
- 筋膜の調整と関節のズレの改善
- <整体・カイロ等手技療法>
- 柔整マッサージを主体とし、各種手技療法をとりいれ
- <ストレッチ・アイソメトリック・運動療法>
- 可動域改善のための運動療法
- 運動の安定性確保のための筋力向上トレーニング